昨日より今日、今日より明日上手くなりたい。
By 三苫 薫

今回は「強剛母指」についてです。
強剛母指(きょうごうぼし)は、主に乳幼児の親指の第一関節(指先に一番近い関節)が曲がったまま伸びない状態を指します。

1. 症状
・親指の第一関節が曲がったまま伸びない:自分でも伸ばせず、他の人が伸ばそうとしても抵抗があって伸びません。
・乳幼児の場合、この状態自体を痛がることはほとんどありません。
2. 原因と病態
・先天性のようですが、原因ははっきりとは分かっていません。
・親指の付け根にしこりを触れます。親指を曲げる屈筋腱が通るトンネルである腱鞘の入口あたりでしこりを作るように太くなっており、トンネルを通り抜けられなくなることで起こります。
3. 診断
・生後3ヶ月以降になって、親御さんが親指を伸ばさないことに気づくのが一般的です。
・親指を伸ばそうとしても伸びないこと、しこりを超音波検査で確認して診断できます。
4. 治療
・軽度の場合には自然治癒することがあるため、しばらく経過観察することがあります。
・親指を可能な範囲で伸ばした状態に保つ装具を当てて治療することもよい手段です。これは太くなった腱を靱帯部に少しでも入れようとすることで、成長と共に比較的硬い靱帯性腱鞘が伸びて広がる効果があるためです。
・ある程度の年齢(就学時前)になっても改善しない場合は手術を検討します。あまり放置しておくと腱が短めに成長してしまい、体が大きくなってからの手術ではひっかかりが取れても指が伸びにくい状態が残る可能性があります。手術は狭くなった腱鞘を切開して腱がスムーズに動けるようにします。
気温が下がる11月は、実は「脂肪が燃えやすい」季節です。
体は寒さから身を守るために、エネルギーを多く使って体温を保とうとします。そのため、同じ運動量でも代謝が高まり脂肪燃焼効果がアップ!また、外気の冷たさで血管が収縮しやすい時期でもあるため、運動前は軽いストレッチやウォーキングで体をしっかりと温めましょう。
「寒いから動かない」より「寒いからこそ動く」が健康づくりのコツです。無理のないペースで、冬に負けない体を一緒に作っていきましょう。 理学療法士 鳥羽
こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法科です。
夏の暑さが過ぎたと思ったら急に気温が下がり、一気に秋から冬の気配へ変わってきましたね。
最近ではウォーキングを開始または再開する方も増えているように感じます。そんな中でよく聞く疑問についてお話しします。
【ウォーキングは筋トレになりますか?】
結論からいうと、ウォーキングだけでは筋力をつける(太くする)効果は低いです。ウォーキングは「有酸素運動」に分類され、その効果としては“心肺機能(体力・持久力)の向上”や“血行促進”“体脂肪の燃焼”などがメインとなります。筋力をつけるためには「少しきついと感じるくらいの負荷をかける」ことが必要ですが、ウォーキング中は瞬間的に筋肉に力が入る程度で負荷としては弱めです。
ウォーキングを通して筋トレの効果も高めたい場合は以下の方法を取り入れてみましょう。
・ウォーキングのコースに坂道や階段の昇り降りを入れる
・歩く速度を早くする(少しきついと感じるペース)
・インターバル(早く歩く・ゆっくり歩くを交互に行う)で歩く
瞬発的な力(いわゆる筋力)は年齢とともに落ちやすいといわれていますが、転びそうになった時の咄嗟の一歩に繋がり怪我を予防してくれる力でもあります。日々の運動の中にちょっとした筋トレも取り入れて、歩く力・怪我をしない力を高めていきましょう。