熊谷市の健康スポーツクリニック 上肢の日帰り手術ができる施設 交通アクセス
KENSPO
健康スポーツクリニック
MEDICAL SPORT CLINIC 〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾122-1
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「肩」の構造に関して kenspo通信 No.33

Athleteたちの名言
挑戦という選択と、努力という行動の積み重ねが、
今の自分を形成している
<プロランナー 神野大地>
  

澁澤院長からあなたへ!

今回から「」に関連する内容をお伝えしていきます。
多くの人に肩が痛くなった経験があるかと思いますが股関節はどうでしょうか。
決して多くはないでしょう。
この差は関節構造の違いにあります。

図は両関節の骨を表していますが、股関節の中で大腿骨の丸い頭は骨盤の臼蓋という大きなカップに覆われ、ブレることなくクルクルと動きます。
肩では上腕骨の丸い頭は肩甲骨の関節窩というカップに接触していますが、その面は小さいため、自由度が非常に大きく、大きな可動性を有しています。
股関節は骨の支持要素が強いですが、肩は靭帯や腱などの軟部組織支持の要素が強く影響しています。
骨と骨が面する部分がより安定してる(求心位を保つこと)方が痛みを生じにくく、股関節よりも肩の方が痛くなりがちなのです。
肩は肩甲骨と上腕骨で構成されています。
上肢を挙上させる際には上腕骨の動きだけではなく、肩甲骨には無意識に一緒に動いて上腕骨頭の求心位を取る機能を持っています。
肩関節が痛みなくスムーズに動くにはこの肩甲骨の動きが重要なのです。

肩甲骨は骨としては鎖骨1本で体とつながっているのみで、鎖骨は体と肩の位置を一定に保ちます。
肩甲骨は肋骨で構成される胸郭上を周囲筋の筋機能に依存しながら動いています。
この部分は厳密には関節ではありませんが、胸郭肩甲関節と言われています。

肩甲骨は胸郭の表面にありますので、胸郭の形すなわち姿勢や体幹の機能の影響を大きく受けます。 

以上をまとめると肩関節は肩甲骨の働きが最も重要であり、全身の他部位からの影響を受けやすい機能的な関節と言えます
肩関節周囲炎(50肩)・腱板断裂・石灰沈着性腱板炎・上腕二頭筋長頭腱炎・投球障害肩など様々な名前の疾患があります。
それらの最終的な特徴や痛い部位、損傷部位は異なりますが、根本的な原因・治療として目指すところはどれも同じです。
すなわち、肩甲上腕関節の求心位が保てなくなって痛くなり、治療は求心位を保てるようにすることです。
今後は各疾患に述べていきます。

Café matsubokkuriだより

再生医療センターがスキンケアの常識に挑んだ化粧品 Signalift(シグナリフト) をCaféにて販売しております。

先日「医療とスポーツと食の融合」という公開講座が開催され、山の神こと神野大地さんに「プロアスリートとして生きる」をテーマに講演して頂き、「挑戦」と「努力の継続」という言葉がとても印象に残りました。
神野選手ありがとうございました。
MGC応援しております。
(MGCの詳細はまつクリ院長通信No,292をご覧ください)

café matsubokkuriの挑戦

神野大地さんが所属するセルソース㈱の再生医療センターが開発したスキンケア(化粧品)をcafé matsubokkuriにて販売しております。
ハリやたるみ、顔のくすみなどでお悩みの方、ご不明な点などございましたら、カフェスタッフまでお気軽にお尋ね下さいませ。

理学療法士からお知らせ

こんにちは!リハビリテーション科です!
今回は肩疾患の発症リスクをチェックする方法をいくつか紹介します。
上半身の動作は腕だけで行っているわけではなく、肩甲骨や肋骨、背骨など様々な部位が動いて正常な運動が成り立ちます。これらの部位は自覚がないうちに徐々に動きが制限されていることが多いです。

姿勢のチェック

肩の高さが左右で異なっていたり、どちらかの肩が前を向いていませんか?

可動域のチェック(肩甲骨や肩の関節

① 手を頭の所に持ってきて肘を開いたり閉じた時に、どちらかが窮屈に感じませんか?
② 後ろに手を回したときに窮屈に感じていませんか?

柔軟性のチェック(腰~背中回り)

両方の手のひらを上に向けて身体をひねってみましょう。左右で捻りにくくなっていませんか?
腰~背中回りが硬くなっている可能性があります。

以上、簡単ではありますが、ある程度上半身の状態を把握できるものになっているので、
できれば定期的にチェックしてみましょう!