今回は前回に引き続き、「五十肩」についてです。
五十肩は3段階の病期を経て、半年~2年くらいかけて治癒へ向かっていきます。
①炎症期(動くけどズキズキ痛い)
②拘縮期(じっとしていれば痛くないけど動かすと痛い)
③寛解期(以前より動く範囲が拡がり徐々によくなる)
まず初めに訪れる状態です。
腕の動きに肩甲骨がついていけなくなると、肩は第2関節と言われる肩峰下で腱や滑液包という薄い膜が擦れて(インピンジメント)炎症をきたします。
初めは動かすと痛い程度で動かせますが、徐々に炎症が肩関節全体に及んでくると、じっといていてもズキズキとして上腕部まで痛くなることもあります(安静時痛)。
また夜間もズキズキして途中で起きてしまい、再び寝付こうとしても痛みでなかなか寝付けない状態になります(夜間痛)。この状態で多くの方は医療機関へ訪れることが多いかと思います。
一方でこの痛みが軽度で長期間経ったあとに次の病期に移る方もいます。
ここで大事なのはこの炎症期にあることを的確に診断して適切に治療することが早期改善につながります。
治療は炎症を来した患部をとことん安静にすることです!
よくないのが硬くなるから動かした方がよいという間違った考えです!!
炎症があるのに動かしても炎症が取れず良くなるはずがありません。
まずステロイド注射で早期に炎症の改善を図るべきで、たった1回の注射でも劇的に痛みが改善します。
消炎鎮痛剤の内服は効果弱く、できれば注射を強く勧めます。
当院ではエコーガイド下に関節内注射しているのでより効果が高まります!
この時期には肩関節自体を動かさないで背中や肩甲骨の運動を行うことで徐々にリハビリの下準備をしていきます。
この運動が原因となった部位の改善に非常に有効です。
炎症がとれたことを確認してから次の拘縮期の治療に進みます。
初めまして!
メディカルフィットネスfineも月1回、健スポ通信で情報を配信していきます!
よろしくお願い致します。
初回という事で、メディカルフィットネスfineの施設を紹介させていただきます。
当施設は健康スポーツクリニック内に併設されており、1階にサーキットトレーニング、2階にはウォーキングマシン、エアロバイク、ダンベルなどのウエイトトレーニングが出来る設備が整っています。
ダンベルと聞いて、「私には出来ない…」と思われる方が大半かと思います。
ダンベルに限らず、「運動」に対しても積極的になれない方も多くいらっしゃるかと思います。
メディカルフィットネスfineは、まず運動を楽しんでもらいたいと考えています。
痩せたい、筋肉をつけたい場合は、運動やトレーニングを継続することが大事です。
まずは続けられないと意味がないのです。そして、継続するには環境も重要です。
その環境がメディカルフィットネスfineには整っています。
ご見学、ご相談は随時受け付けております。お気軽にスタッフまでお声がけください!
皆さん、こんにちは!!健康スポーツクリニックリハビリテーション科です。
前号では肩のチェックやストレッチまでをご紹介したので、今回はとても大切な肩甲骨周りの筋肉を鍛えるエクササイズを3つご紹介していきたいと思います。
ではなぜ肩甲骨周りの筋肉が大切かというと、肩甲骨周りの筋肉が弱くなってしまうことで肩甲骨の位置が外へ開いてしまったり、前に傾いてしまい、猫背などの不良姿勢を作り出してしまいます。猫背などの不良姿勢であることで、結果的に肩こりや腕を挙げにくくなってしまい、肩の痛みなどに繋がってしまうんです。なので肩甲骨周りの筋肉を鍛えて、良い姿勢を作ることが大切なんですよ!!
*各エクササイズを5?10回ずつ行いましょう。
①腕を〝Y字〟にし、床から浮かせます 5秒浮かせた状態をキープして、下ろしましょう!!
*腕を浮かせた時に、肘が曲がらないように気をつけましょう。
②腕を〝T字〟にし、床から浮かせます 5秒浮かせた状態をキープして、下ろしましょう!!
*肩甲骨をしっかり内側に寄せるようなイメージで行いましょう。
③腕を〝W字〟にし、床から浮かせます 5秒浮かせた状態をキープして、下ろしましょう!!
*脇をしっかり閉じて、肩甲骨を内側に寄せるようなイメージで行いましょう。