ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。
9回の第6打席で自身初の3打席連発となる51号を放ち、偉業達成後すぐに「51-51」と記録をさらに伸ばした。
今回は「反復性肩関節脱臼」についてです。
脱臼とは骨と骨のつなぎ目の関節が外れることで、怪我により関節包や靱帯が破断して生じます。
肩の脱臼で2回目以上になると上記の名前になります。
この脱臼で厄介なのは名前のごとく、反復性=繰り返すことです。
初回の怪我で脱臼が生じた年齢と反復性に移行する確率には負の関係性があり、低年齢で初回脱臼すると、その後に繰り返す確率が高いのです(グラフ参照)。
例えば17歳男性が脱臼した場合にそのスポーツを継続した場合には90%以上の確率で再脱臼し、反対に40歳以上の中高年で初回脱臼しても、その後に反復する確率は10%程度にすぎません。
怪我は若い人ほど治りやすいというイメージがあるかとも思いますが、ここでは全く逆なのです。
脱臼は関節の緩さも関連しており、若い人ほど体の柔軟性があることも関係しているのでしょう。
脱臼予防に筋トレや装具は有効か?という質問もありますが、関節内のたった数ミリの関節唇損傷があるだけで脱臼してしまう現実があり、表面上の筋肉をいくら鍛えても、内部の骨連結部が緩いため、予防効果はありません。
根本治療ではありませんが、脱臼する方向を押さえるサポーターを試合などで一時的に使用する意味はあります。
繰り返される脱臼の場合、根治治療は手術しかありません。
脱臼癖は自然に治癒しませんので、本人が困っている状況(スポーツ・仕事・日常生活)にあれば手術が望ましいです。
現在の標準的な手術方法は鏡視下Bankart修復術といって、関節鏡を用いて低侵襲に解剖学的に損傷した部位を本来の状態に修復するものです。
ただしこの術式の術後再脱臼率は5%程度あり、スポーツの中でもラグビーや柔道・レスリングなどの格闘技では術後再脱臼しやすいです。
このタイプの方には鏡視下Bankart-Bristow法という術式が行われ、特殊な処置を加えて脱臼する前方の壁を強化します。
この術式は強固な脱臼予防効果を発揮し、再脱臼は稀です。
こんにちは!メディカルフィットネスfineです。
9月になり涼風の待ち遠しい季節になりましたね。季節の変わり目ですが体調などいかがでしょうか?
今回はメディカルフィットネスfineで行っているスタジオプログラムについてご紹介いたします!
———————–
ひめトレ
乗るだけで骨盤底筋にアプローチ!尿漏れ改善、姿勢改善に効果的です
美・骨盤リズムエクササイズ
初回から効果を実感する骨盤エクササイズ!美姿勢・リフトアップで気持ちもUP⤴
姿勢改善
姿勢を整えていくためのストレッチやエクササイズを行っていきます
身体の不調を感じている方へ
身体の不調は姿勢の崩れから。姿勢改善を目的とした運動、呼吸法を行います
脳・身体機能の活性化
有酸素運動を行いながら、認知機能に関わる様々な場所を刺激する運動プログラムです
慢性痛改善・予防教室
第1・2週は股関節と腰の慢性化に特化し、様々な方法でアプローチします
第3・4・5週はストレッチや筋力トレーニングを中心に運動メインで実施します
安定した歩行のために
歩行能力を高めるためのストレッチや筋力トレーニングを行っていきます
転倒予防教室
転倒予防・骨粗鬆症改善のためのストレッチや筋力トレーニングを行います!
———————–
その他、初心者向けの準備・整理体操やサーキットトレーニングなどのプログラムもご用意しております
【参加料】
メディカル会員:20分500円、40分1,000円
モーニング会員・非会員:20分1,000円、40分2,000円
【持ち物】
ヨガマット(レンタル料100円)、中履き用シューズ、水分補給ができるもの、タオルなど
———————–
スタジオプログラムは誰でも参加可能です!一緒に楽しくカラダを動かしましょう。
事前予約制になりますので、fine受付またはお電話にてご予約ください!!
皆様のご参加お待ちしております♪
メディカルフィットネスfine ☎048-579-5820
こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法科です。
9月になっても暑い日が続きましたが、少しずつ秋の気配も感じるようになってきましたね。今年の夏は例年以上に暑い日が続き、このくらいの時期から夏バテによるからだの不調も出やすくなってきます。
そこで今回は、疲れたからだをリフレッシュするためのストレッチをご紹介します。暑くて家にいる時間が長くなると、座って背中を丸めながらTVやスマホをみる時間が長くなってしまいがちです。
この状態が続くと背中の筋は硬くなり胸郭も動きづらくなってしまいます。
呼吸は自律神経を整えてくれる大事な役割を持っていますので、胸郭をしっかり開いた状態で上半身を大きく動かし呼吸をしやすくしましょう。
【胸椎-胸郭エクササイズ】
①頭の後ろで手を組んで肘をしっかり開きます
②肘を膝へ近づけるようにしてからだを倒していきましょう
※勢いをつけずにゆっくり左右交互に行いましょう
※上半身を捻った時に肘・背中が丸まらないよう注意