2025年1月2日、1月3日に開催される箱根駅伝まであと23日!!
当院メディカルサポートチームである大東文化大学男子・城西大学男子も出場いたします。
応援よろしくお願いいたします!!
今回は「頚椎症性筋萎縮症」についてです。
首の骨(頚椎)が変形することで生じうる神経障害の代表的なものは頚椎症神経根症と頚椎症性脊髄症の2つがあります。
【頚椎症性神経根症】頚椎の神経孔から出てくる枝分かれしたあとの神経が圧迫を受けたり、炎症を来したりして起きる上肢メインの症状です。
頚部痛やその神経領域の感覚障害で痛みやしびれが生じ、稀に重症となれば麻痺などの運動障害を来します。
【頚椎症性脊髄症】は頚部の骨内の脊柱管内を通る脊髄(脳中枢から下に垂れ下がる神経)自体が圧迫を受けて、四肢を司る神経の中枢自体が障害を受けます。
筋力低下などの運動障害や四肢しびれなどの感覚障害の他にバランス能力低下で手先の器用な動作ができなかったり、下半身のバランスが取れずにふらふらしたりなどもします。排尿排便障害を来すこともあります。
★これらに含まれず、比較的稀ですが痛みやしびれがほとんどなく、麻痺が生じて腕または指が動かなくなる頚椎症性筋萎縮症という特殊な病態があります。脳梗塞などと間違えられて頭部MRIを撮影される状況が多いかもしれません。
これは神経根でもさらに細かい部分である前根もしくは脊髄前角という運動神経だけを司る部分が選択的に圧迫される、もしくは循環障害による虚血が起こることで障害される機序が考えられています(下図)。
障害される部位から、大きく近位型(Keegan型:肩周囲の麻痺)と遠位型(下垂指:指伸展の麻痺)に分類されます。
検査ではMRI画像でもはっきりと同定できる病変を認める場合は半数以下とされており、必ずしも画像で診断することが出来ません。
頚椎の変形が強いことと発症しやすさは必ずしも関連するわけではないようです。
診断は症状と神経学的な評価で行うことがまず重要となります。
治療は神経回復の予後がよいため、まずは保存的療法を行います。
回復するまでの間に肩または手指の機能低下を来さないようにリハビリを行うことは重要です。数ヶ月経過を見た後で、それでも症状の改善がない場合には手術療法を考慮することになります。
こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法科です。
12月になっても比較的温かい日が続いていましたが、これから徐々に寒くなる予報が出ているようです。
気温が低下すると筋肉もこわばりやすく、ハリ感や痛みを感じる方も増えてきます。
そんな季節だからこそ、大きな筋肉を動かすエクササイズでからだを温めていきましょう!
大きな筋肉はいくつかありますが、今回は背中の筋肉である「広背筋」を動かします。
この筋肉は腰から肩にかけ付いており、背骨や肩を動かすことで伸び縮みします。
筋肉は伸び縮みすることで熱を発生させますので、ゆっくり大きく動かして温めていきましょう。
【広背筋ストレッチ】
①手のひらを上にしてからだの間を通すようにして遠くへ伸ばしましょう
【広背筋トレーニング】
②うつ伏せに寝て両手を伸ばし浮かせましょう
片手ずつでもOK
こんにちは。あっという間に12月ですね。体調は崩していませんか?
12月1日から一部メニューが新しくなりました!
新しいメニューの紹介をいたします♪
今回の新メニューも野菜たっぷりで栄養満点です◎
寒い冬にぴったりな、身体が温まるメニューになっております。
カフェはどなたでもご利用できますのでぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
スタッフ一同お待ちしております