今回は「突き指」についてです。
「突き指」とは怪我をした状況のことであり、具体的な怪我の部位・程度ではありません。「突き指をしたことにより、どこの部位をどの程度損傷した」ということが、“医学的診断”となります。この診断が重要です!
突き指で様々な指の怪我をしますが、骨折があるにも関わらず「ただの突き指だと思って
様子をみていた」というケースもたくさんあります。指とはいえ、大事な体の一部ですから、
まずは“医学的診断”をしっかり受けることが大切です。
診断には指を診察する他に
①レントゲン=骨折・脱臼の有無、ストレス撮影で関節不安定性の評価
②超音波検査=靭帯・腱・関節包・炎症を評価
この2つを用いて診断を行います。超音波検査は画像で損傷程度を直接評価できるため有用です。
突き指で生じる代表的な外傷には以下のものがあります。
①腱性マレット指:指の第1関節を伸ばす腱の断裂
②骨性マレット指:指の第1関節を伸ばす腱が停止する部位の骨折
③側副靭帯損傷:指関節の横への安定性に働く靭帯の断裂または損傷
④過伸展損傷:関節が伸びすぎないようにする手のひら側の掌側板損傷
⑤その他:各骨の骨折、各関節の脱臼骨折など
適切な時期に適切な治療を行わないと、
指の動きが改善しない・・、いつまでも関節の腫れがある・・、関節が緩い・・といった状態に
なり、時間が経ってからの治療は大変です。
受傷から早期にきちんと診断と治療を受けましょう!!
次回は、マレット指についてお話します。
皆さん、こんにちは!!健康スポーツクリニックリハビリテーション科です。
今回は腰痛に対するピラティスエクササイズを皆さんにお伝えしたいと思います。
はじめに一般的な腰痛がみられる代表疾患としては、腰椎(背骨)が直接障害される変形性腰椎症、
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、圧迫骨折などがあります。
ただこれらのように腰痛のうち原因が特定できるものは全体の15%程度で、非特異的腰痛といい原因が特定しにくい腰痛が85%を占めています。
ただ、実際リハビリをしている中でどちらの方にも言えるのが、普段の日常での生活動作や姿勢、運動不足が要因となり腰痛になってしまっている方が多く見られます。
そこで、今回は腰痛を改善、または予防するためのエクササイズを一つお伝えします。
<チェストリフト>
このエクササイズでは、腹筋(インナー、アウター)を鍛えることで腰椎を安定し、腰痛を改善します。
【ポイント】
①息を吐きながら体を起こします。肩甲骨が浮くぐらいまで体を持ち上げてきましょう。
②次は息を吸いながら体を下ろしていきます。まずは10回を目標に行ってみましょう!!