熊谷市の健康スポーツクリニック 上肢の日帰り手術ができる施設 交通アクセス
KENSPO
健康スポーツクリニック
MEDICAL SPORT CLINIC 〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾122-1
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ハムストリング肉離れについて  kenspo通信 No.106

Athleteたちの名言

何かでつまずいたり、立ち直れなかったり、
いろんな事がある。人生だから。
<那須川天心>

澁澤院長からあなたへ

今回は「ハムストリング肉離れ」についてです。
肉離れとは、ダッシュなどの動作で筋肉が収縮する時に急激な過伸張ストレスが加わり、そのため筋線維が損傷するもので、いわゆる筋肉がはがれるということです。
主にスポーツ中に発症しやすく頻度が高いものです。

ハムストリングは大腿後ろの筋肉で膝を曲げたり、股関節を伸展したりする働きがあります。
損傷部の痛みと腫れ、運動時の痛みが主な症状で、断裂までいくと陥没を触れます。
受傷して数日経つと、皮膚表面に内出血が現れることがあります。受傷後1週間くらいは歩行にも支障をきたします。
歩けないぐらいの痛みがある場合は肉離れが重症です。

損傷の確認や大まかな程度を評価するには簡便な超音波エコー検査をまず行いますが、詳細な損傷程度と治療期間の目安をMRI検査で評価し、それにより治療アドバイスができます。
特にハムストリング損傷では大腿二頭筋長頭が多く、その86%は腱膜損傷タイプ(TypeⅡ)であり、奥脇が報告したJISS分類(2019)で損傷度を分類すると復帰までの期間が示せます。

治療は基本的に保存加療として運動復帰のためのリハビリを行います。初期治療として受傷後すぐにはアイシングをしっかり行いましょう。
受傷後1週間程度で局所の疼痛が軽減して歩行が可能になれば、患部に負担がかからないようにストレッチを軽く始めます。
ストレッチすることで損傷した筋腱の断端が繊維方向へ向くことで端同士が向かい合い、筋繊維の治癒を高めると言われています。
受傷後3週間くらいで押しても痛みなければ、徐々に軽いジョギングから始めていきます。
損傷程度にもよりますが、受傷後6週以降、断裂部やその周辺の関節の可動域アップ、筋肉の柔軟性と維持のためのストレッチや、軽い筋力トレーニングを行いつつ、ランニングやスポート動作を再開します。
十分にウォーミングアップして身体を温めて血行をよくすることで筋肉や関節の柔軟性が増し、肉離れを起こした部分への負担も減ります。また運動後は患部に熱感が生じるのでよくアイシングを行いましょう。

復帰への焦る気持ちは分かりますが、肉離れはしっかりと復帰までの準備をしないと運動再開してすぐに再発しやすいものであることを頭に入れておきましょう。

Cafe matsubokkuriだより

こんにちは☆じめじめした日が続きますね☁
今回は今が旬の梅に含まれる栄養素について紹介します。

クエン酸

疲労回復…糖質の代謝を促し、疲労の原因となる乳酸の発生を抑えます。
食欲増進…唾液の分泌を促し、胃を刺激することで胃酸の分泌も増します。
整腸作用…胃や腸にすむ悪玉菌を殺菌し、善玉菌が優勢の状態をつくります。

ムメフラール

(梅の果汁を煮詰めてつくる梅肉エキスに含まれます。)
血流改善…血小板凝集を抑え、血液の流れをスムーズに保つ働きがあります。

栄養豆知識

梅に含まれているクエン酸はカルシウムの吸収を促進します!
カルシウム豊富な食材を梅と一緒に摂ることで骨粗鬆症予防にもなります。
カフェで好評の「アジの梅じそ焼き」もオススメですよ◎

来月は梅が入った期間限定ドリンクを販売予定です。お楽しみに♬

Cafe matsubokkuriだより

みなさんこんにちは!健康スポーツクリニック理学療法士の舩川です。
今回はもも前のストレッチをお伝えします。長時間座ることが多かったり、運動を頑張っている方はももの前がかたくなっていることが多いと思います。
ももの前がかたくなると姿勢にも悪影響が生じ、腰の痛みにつながることがあります。体を後ろに反ることで痛みがでる方は特に実践してみてください。また、成長期の子供ではオスグッドやジャンパー膝といった膝の怪我につながる可能性があります。
デスクワークが多い方や運動をしている方、どちらにも大事なストレッチになります。
今回は3種類のやり方を紹介します。自分のやりやすい体勢で実施してください。
もも前が伸びていることを感じ、腰を反りすぎないよう注意しながら、踵がお尻につくことを目標に頑張りましょう。

①うつ伏せに寝る→片方の足首を持つ→踵をお尻に近づける
②横向きに寝る→下の脚は90°程度曲げる→上の脚の足首を持つ→踵をお尻に近づける
③片膝で立つ(イスを使ってバランスを取っても良い)→後ろ脚の足首を持つ→踵をお尻に近づける
自分の痛みなくできる体勢で30秒×2から3セット実施しましょう