今年10月で“健スポ”も開院して1年が経ちました。
今回は手外科を中心とした日帰り手術部門について振り返ってみます。
1年間の総手術件数は260件で、男性98件/女性162件でした。
麻酔別では局所麻酔175件、伝達麻酔85件です。
詳細な内訳は表のようになっています。
年代別に見ますとグラフのような分布となります。
疾患では腱鞘炎・手根管症候群・陥入爪・皮下腫瘍が多く、次いで怪我で多いマレット指・指靭帯断裂・橈骨遠位端骨折や関節の痛みである母指CM関節症、手関節周囲のガングリオン、肘部の神経障害である肘部管症候群などが続きます。
グラフと照らし合わせると、50~60代で発症しやすく、手の更年期障害で多い腱鞘炎、手根管症候群が多くを占めています。
女性の方が多いのはこの部分が関連しているからです。
女性ホルモンであるエストロゲンの低下が発症に関与しますので、その部分のアプローチもやはり重要と考えられます!
その他、様々な怪我や疾患に対して手術を行っていますが、手術の治療が最良の結果をもたらすと判断して行っています。
手の構造は複雑であり、手術方法も様々です。
これからも一人ひとりに手の機能が今以上に改善できるよう、最善の方法をいつも考えながら診療を行いたいと思います。
皆さん、こんにちは!!
健康スポーツクリニックリハビリテーション科です。
今回は〝体幹〟を強くするエクササイズをお一つご紹介したいと思います。
まず体幹とは、体の胴体の部分(体の中心部)のことを指します。
腹横筋や多裂筋、骨盤底筋などのインナーマッスルもこの体幹部の筋肉に含まれています。
姿勢・骨盤の歪み改善(体の中心の筋肉が鍛えられることで、体のバランスが整います)、基礎代謝の向上によるダイエット効果、運動のパフォーマンス向上、怪我の予防など様々な効果が得られます!!
今回お伝えするエクササイズは自宅でもできるので是非やってみてください!!
スタートポジション:腕立て伏せの姿勢がスタートになります。体は一直線にしましょう!!
動作:①息を吐いて、片足を曲げてきましょう。このとき、曲げた方の膝は少し浮かせます
②息を吸いながら、腕立ての姿勢に戻ります。左右交互に10回ずつやってみましょう!!