「手外科」「手外科専門医」についてお伝えします。
手は人間にとって特別な器官です。
二本足で直立歩行することで、自由となった手で道具を操る能力を獲得したことで人類は進化を遂げました。
特に親指と人差し指で物をつまむ動作は人間のみができる機能です。
また、手で物に触れることでたくさんの情報を知覚する重要な五感機能の一つです。
さらに手は手話、ダンス、拍手など表現の手段にも使われます。
朝起きると顔を洗う、歯を磨く、箸を使う、お化粧、スマホを操作する。仕事に出れば、パソコン操作、車の運転、つまむ、握るなどの動作はほとんどの仕事で必要です。
趣味での楽器演奏、テニスや野球などのスポーツなどでも手を必要とします。
手外科は人間の行動に密接に関わる手の怪我や病気を治療する診療科です。
骨・関節・筋腱、脊椎脊髄などを扱う整形外科、または奇形や欠損・整容的な問題に対して治療する形成外科でも手の一般的疾患は取り扱いますが、特に手外科分野のスペシャリストが手外科専門医です。
医師免許取得後に最低6年かけて整形外科/形成外科専門医となり、さらに3年以上の手外科専門研修と学会発表/論文の実績、臨床経験を条件に、専門医試験に合格して手外科専門医となります。
医師になってから最短でも10年以上を要します。
私も群馬大学整形外科教室で研修を受け、今年4月より手外科専門医の資格を得ることができました!
手外科医は上肢の中でも肘~手指までの全般的疾患を治療しますが、特に
①切断された組織の再接合
②粉砕骨折の整復・固定
③手のしびれ、痛みの治療
④失われた運動機能の再建
⑤欠損した組織の修復
⑥先天異常の治療
この6つの手外科の高度な知識と技術を要する分野を治療します。
これらの専門性の高い治療を患者さんに提供するには、病院の医療体制・手外科チーム医療・豊富な経験を必要とする場合があります。
当院では上肢伝達麻酔で治療可能な日帰り手術を行っていますが、上記6つの分野では入院加療・マイクロサージャーリー(顕微鏡を用いた1㎜世界の手術)も必要となる場合もあります。
適切な診断・見過ごされてしまいがちな治療方法の提案を行い、当院で対応できない高度な治療の場合には適切な医療機関へご紹介も行います。
当院はクリニックならではの身近で手軽に受診・相談できる“かかりつけ手外科医”でありたいと思います。
こんにちは。カフェまつぼっくりです。
ここ数週間寒暖差が激しくなっていますが、皆さん体調の変化などありませんか?
まだ、新型コロナウイルスも落ち着いていないのに風邪をひいて、コロナか風邪か分からなくなってしまうのが一番嫌なところですよね。
そこで皆さんには、風邪になりにくい身体にする為の効率的な食べ方をお教えいたしますので、是非、実践してみてくださいね!!!!
植物性食品に含まれるB-カロテン(体内でビタミンA に変わる)は油脂を組み合わせて摂ると吸収率が高まります。
緑黄色野菜は炒め物にしたり、オイル入りドレッシングをかけたサラダにしたりすると良いでしょう。(オイルもMCTオイルやアマニ油、椿油などオススメ!)
ビタミンCは水溶性なので、野菜を下ゆでするときは、ゆで汁の流出を減らすために電子レンジ加熱または少量の水で蒸し煮にします。
ウイルス感染予防のために、抗酸化作用のあるネギやニンニク、生姜がなどを取り入れましょう。
玉葱やカリフラワーなどに含まれる色素成分ケルセチンには、炎症を抑える働きがあります。
水溶性なので汁ごと食べられる料理がオススメ。
☆クイックメニュー☆
【ブロッコリーとカリフラワーの香りチーズ焼き】
ブロッコリーとカリフラワーを電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、牛乳と柚胡椒で和えたら、耐熱皿に入れ、上からチーズをのせて、オーブントースターで焼き色がつくまで焼いたら完成!!!
みなさんこんにちは!健康スポーツクリニックリハビリテーション科 黒木です!
自粛生活が続いている中で動く機会が少なくなり、同じような姿勢になっている時間が増えてきていると思います。長時間同じ姿勢でいることで筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛など様々な症状を引き起こしやすくなります。
一日の中でも特に座っている時間帯が多いため、猫背姿勢になりやすい状態であると思います。
今回のエクササイズでは猫背姿勢にて弱くなっている背中~お尻周りなどの後ろ側の筋力強化、また縮こまってしまっているお腹周りや肩の前側の筋肉をストレッチすることが出来ます。
<体幹トレーニング 10秒×3セット>
※お尻をできる限りしっかりと持ち上げて、頭~膝まで一直線を保つように姿勢をキープ
・肩の下に手をつき膝の下に足をつきます
・お尻を持ち上げます(頭~膝までは一直線をキープ)
※腰で持ち上げないように(反りすぎないように)注意しましょう!