2020年9月27日(日)13時より、特別ゲスト【野村 忠宏 氏】をお迎えして
オンライン公開講座を開催いたしました。
~この講座は終了いたしました~
今回は「橈骨遠位端骨折」の手術です。
骨折治療はまず骨折のずれ(転位)具合をレントゲンで確認し、ずれを少しでも少なくすることを考えます。
ずれが少ない場合には進行しないようにギプス等で外固定を行います。
ずれている場合はすぐに手術を考えるのでなく、麻酔をかけるなどして痛みが少ない状態として徒手的な骨折整復操作を行います。ずれが改善されたならギプスなどで治療可能ですが、ずれが矯正できない、再度ずれてくる場合に手術を検討します。
橈骨遠位端骨折の手術方法は過去に様々行われてきましたが、2000年にOrbey先生がプレートとネジの間が緩まないようにロックし、骨の硬い部位である軟骨下骨部に刺入できるようなロッキングプレートを開発し、良好な成績を報告しました。
これ以降、現在までに様々なロッキングプレートが開発されてあらゆる骨折に対応可能となりました。
図のように骨折は粉砕していてもその上下でプレートにロックしたネジが下支えするため、不安定な骨折部に負荷がかからず、徐々に骨癒合していきます。
骨折の治療成績向上のための要素のひとつに早期の可動域訓練(動かすこと)がありますがロッキングプレートの強度はそれを可能としています。
また術後にギプスを必要としない強度があり、軽いカバン程度は持つ事ができます。
手術後にギプス不要で早い段階から動かす訓練ができるというのは仕事も含めた日常生活への復帰という面では大きなメリットです!
骨折治療の基本は手術なしで治療を行うことですが、中には手術が必須の骨折型もありますし、各個人の生活状況によっては早期回復が期待できる手術を希望される方もいるでしょう。
☆当院では上記骨折に対して入院が不要な上肢伝達麻酔による日帰り手術を行っています。
ずれた状態でくっついてしまった骨折に対しても日帰り手術で対応可能です。
一方で手術はあくまで最終手段と考えており、上肢伝達麻酔を用いたレントゲン透視下での整復と背屈位ギプス固定という手技で保存加療に力を入れています。
次回その内容をお伝えします。
こんにちは、カフェまつぼっくりです。急に気温や湿度が高くなり、ジメジメする気候で熱中症や食中毒の心配がありますね。
熱中症にならないよう室内でも水分を沢山摂り、冷房もつけることをオススメします。
また、食中毒を予防するためには【つけない・増やさない・やっつける】の3原則が大切です。
食中毒予防の3原則【つけない・増やさない・やっつける】
〇こまめに手を洗う
菌は人の手を介して広がることが多いです。
石鹸を使用して手をキレイに洗いましょう。
〇調理器具や食器、ふきんを清潔にする
菌は汚れているところから増殖します。
使い終えたらキレイに洗い、乾燥させましょう。
〇肉や魚の扱いに十分注意する
生の肉や魚には菌が付着しているものと思い、温度管理に注意しましょう。
~食中毒予防にオススメの食材~
・梅干し ・生姜 ・青じそ ・わさび ・酢
上記の食材は抗菌作用があるといわれております。
生姜焼きや南蛮漬けは、この時期に最適な献立ですので、是非取り入れてみて下さいね!!!!
こんにちは!健康スポーツクリニックリハビリ科です!
今回は、お尻の筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介します!
お尻の筋肉は、体を支えるだけでなくスポーツで怪我をしないためにも必要な筋肉になります。
しかし、年齢とともに弱くなりやすかったり、普段上手に使えていないことが多い筋肉でもあります。
そこで、今回は2種類のエクササイズでお尻を鍛えてしっかり体を支えられるようにしていきましょう!
①ブリッジエクササイズ
・肩幅くらいに足を開き両膝を曲げる
・そのままお尻を天井に向かって上げていきましょう!
・10回×2セット行いましょう
②片脚ブリッジエクササイズ(難易度アップ!)
・片足は曲げ、もう片足は上げます
・そのままお尻を天井に向かって上げていきましょう!
・片脚10回×2セット行いましょう
※痛みがある場合は無理して行わないように注意してくださいね!