心技体、なぜ心がはじめにくるのかわかりました。
<柔道家 野村忠宏 氏>
今回は「有鉤骨鉤骨折」についてです。
手首に近い手のひらには手根骨という小さい骨が8個あります。
このうち小指側に有鉤骨という骨に「鉤=フック」が出っ張っている部分があります。
ここには小指球筋や手根管の屋根を形成する横手根靭帯などが付着しているところです。
この骨の鉤が骨折するのが有鉤骨鉤骨折です。
野球のバットやゴルフのクラブ、テニスのラケットやバイクのハンドルなどを握ると同部にあたります。
握った状態で強く外力が働いて1回で骨折する(例えばゴルフで強くダフってしまう)こともあれば、握る動作を繰り返し行って疲労骨折をきたす(例えば野球のバッティングを繰り返す)こともあります。
痛みの程度は様々ですが、痛みで握る動作に支障をきたします。
時間経過が経って偽関節となると痛み以外にも近くを通る神経が刺激を受けて小指側がしびれたり、すぐ横を通る小指を曲げる腱が断裂することもあります。
診断には鉤部を写し出すレントゲン撮影が基本ですが、骨折線がわずかな場合にはCTが必要で、疲労骨折でまだ骨折線が現れていない段階ではMRIが有効です。
(1)スポーツではない新鮮なケガの場合で時間をかけてもよいならギプス加療可、スクリュー固定する手術も可能です。ただし骨癒合が非常に悪い部位です。
うまくいくとも限りません。
(2)スポーツ等に早く復帰したい場合には鉤部を摘出する手術が確実です。
偽関節はなおさら癒合を目指すことが困難であり骨片摘出手術を勧めます。
診療上ではスポーツ関連での骨折が多く手術で骨片を摘出することが多いです。
当院では日帰り手術で行っています。
有鉤骨鉤骨折と診断された方はぜひ当院に御相談ください。
夏の暑さが和らぎ、つい
に食欲の秋がやってまいりました!脂の乗った魚や旬の果物を連想するだけでお腹が空いてきます。カフェでは旬の果物を使用した、秋限定のドリンクをご用意いたしました!!!!
今回新たに、パニーニのメニューを2種類ご用意いたしました!
・豚肉と舞茸の和ニーニ
・エビとバジルチーズのパニーニ
豚肉やエビ、舞茸には疲労回復のサポートをしてくれる栄養素がたくさん含まれております。
さらに今回のメニューからローストポーク丼とガパオライスが復刻いたしました。
大好評メニューのランチBOXとトマトカレーも引き続きございます。厚焼きたまごサンドは毎週木曜日のみの販売となります。皆さんお待ちしておりますね!!!!
こんにちは。健康スポーツクリニックリハビリ科です。
まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、少しずつ秋の気配も感じるようになってきましたね。外でのウォーキングやランニングもしやすくなってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、準備運動としても使える「ふくらはぎのストレッチ」をご紹介します。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど大切な筋肉です。
ふくらはぎを柔らかくしておくことで、筋肉によるポンプ機能が働きやすくなり血液の巡りを良くしてむくみも予防してくれます。
また、ウォーキングやランニングなどの運動中は地面からの衝撃を和らげ、怪我や痛みを予防してくれる働きをします。
ふくらはぎを柔らかくして、秋空のもと運動を楽しみましょう。
《ふくらはぎのストレッチ》
②壁を押しながら後ろ足の踵を足踏みをします
①踵を左右交互に床につけて床につけます。膝を伸ばした状態で行いましょう