熊谷市の健康スポーツクリニック 上肢の日帰り手術ができる施設 交通アクセス
KENSPO
健康スポーツクリニック
MEDICAL SPORT CLINIC 〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾122-1
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ウォーキングのメタボに対する効果 kenspo通信 No.74

Athleteの名言

不可能とは、
現状に甘んじる言い訳に過ぎない

元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオン モハメド・アリ

澁澤院長からあなたへ!

今回は“ウォーキングのメタボに対する効果”についてです。

ウォーキングは全スポーツ種目で実施率が高く、最も親しまれているスポーツです。
ただし日常生活の移動手段である「歩行」とスポーツである「ウォーキング」は異なります
ウォーキングはやや速いスピードで行うことで心肺機能に適度な負荷が加わって有酸素運動の効果があります。
下肢への負荷は床反力の垂直成分ではランニングでは体重の約3倍ですが、歩行では約1.3倍であるため、膝などに不安がある方にとってウォーキングは比較的安全性が高いものです。

メタボリック症候群の内臓脂肪を減らすため有酸素運動であるウォーキングは有効です。
高血圧症:習慣的な有酸素運動で動脈の弾性力(柔らかくする)が増加し血圧が下がります。上は約8mmHg、下は約5mmHg低下作用があります。
脂質異常症:中性脂肪の低下とHDL(善玉)コレステロールの増加がみられます。
糖尿病:有酸素運動で血液中のブドウ糖が使われて血糖が低下します。継続的な有酸素運動にはインスリン抵抗性が改善(血糖値が下がりやすい体質になる)されます。

運動目的のウォーキングは4.3メッツ程度の負荷であり、推奨されている中強度以上の身体活動に相当します。
低強度運動の普通歩行(3.0メッツ)を毎日12000歩してもメタボの改善に乏しいと報告されています。「ややきつい」と感じる程度でないとだめなのです。
実施時間としては週150分以上が推奨され、1日30分以上で週5日以上を目標とするのがよいでしょう。
ウォーキングのフォームは写真のように各部位を意識しましょう。

年配の方だと背中が丸くて骨盤が後ろに傾いていますので、軽度前傾で腕を後ろに大きく振ると背すじが伸ばしやすくなります。
運動として負荷をかけるためには歩行速度を上げる必要があり、前に足を振り出すのではなく、後方への蹴り出しを意識しましょう。
安定したフォームは下肢障害をきたしにくいのでぜひ覚えておいてください。

Cafe matsubokkuriだより

カラダの芯まで冷たくなるようなとても寒い冬は、温かい飲み物や疲れたカラダを元気にするご飯や飲み物が欠かせませんね。

〇・〇・〇先月からランチメニューがリニューアルしました〇・〇・〇・
今回はガラリとメニューを変更いたしました!
★さっぱりとお魚と野菜が摂れるあじの南蛮漬け★★★
★しっかり食べられる厚揚げの麻婆豆腐★★★
★手軽に食べられるレンコンとベーコンのパニーニ★★★

などなどバリエーション豊富なラインナップとなっております。
カロリーや食材の制限がある方はお気軽にカフェスタッフにお声掛けくださいませ。
今月新メニューの期間限定スムージーは小松菜とみかんのグリーンスムージーです。
旬のフルーツを使用し、さっぱりとした味わいなので生では食べにくい小松菜が美味しく摂取できます。
ぜひお立ち寄りくださいませ。

理学療法士からお知らせ

こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法課です。

当院では、昨年の12月より野球チームの「メディカルチェック」を開始しました。
シーズン前のこの時期に選手のからだの状態をチェックすることで、怪我や故障のリスクがないかを判断し、セルフケアやチームでの練習に役立ていただくことが目的です。

実際のチェックとしては、澁澤院長による「肘検診」と理学療法士による「柔軟性チェック」「バランスチェック」「投球動作チェック」を行いました。
野球では、繰り返される投球動作でまだ柔らかい肘の軟骨が剥がれてしまう「離断性骨軟骨炎」が起こることがあります。
これは早期発見・治療が大切であり、このようなメディカルチェックで無症状のうちに見つけることが大切です。また、股関節硬さが肩肘を痛めるリスクを高くするなど、柔軟性と怪我・故障の関連性も多くの報告がれています。
そのため、選手自身でセルフケアができるようメディカルチェック後に全体でのストレッチ指導も行いました。

2月時点で、小学生を中心に計3チームのメディカルチェックをさせていただき、成長期の子供たちのからだの違いやチームごとの違いなどを感じ、私たち自身も毎回学ばせていただいています。
子供たちがシーズン通して思い切りプレー出来るよう、定期的にメディカチェックを行いサポートしていきます。