熊谷市の健康スポーツクリニック 上肢の日帰り手術ができる施設 交通アクセス
KENSPO
健康スポーツクリニック
MEDICAL SPORT CLINIC 〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾122-1
診療時間
8:45~12:00---
14:30~18:30----
14:00~17:00-------
△→手術のみ(診察なし)
お問い合わせ 048-501-5656 - 休診日 -
水曜日・日曜日・祝祭日

施設のご案内

  • 健康スポーツクリニック
  • メディカルフィットネスfine
  • カフェマツボックリ
  • まつだ整形外科クリニック

肥満と新型コロナウイルスについて kenspo通信 No.81

BEARS ニュース

当院がメディカルスポンサーを務める 武蔵ヒートベアーズ 情報です!
当院では開幕を迎える2月、全選手にメディカルチェックを実施しました。
またその後もシーズン中は選手のコンディショニングケアを行っています。
6/4現在、15勝6敗1分けで東地区1位です!投手では元楽天イーグルスの由規投手が6勝と大活躍です!!

澁澤院長からあなたへ!

今回は「肥満と新型コロナウイルス」についてです。
最近ではワクチン接種も高齢者を中心に拡大されつつありますが、まだまだ新型コロナウイルスは収束の兆しが見えない状態です。
その症状と言えばほとんど症状のない軽症の人から肺炎などが急速に重症化して救命できない人まで様々です。WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルス感染や重症化の危険因子を挙げており、

1)65歳以上 
2)慢性肺疾患 
3)喘息 
4)糖尿病 
5)重症心疾患 
6)透析中の腎疾患 
7)免疫能低下 
8)肝疾患

などが示されていますが、ほかにも「肥満」が報告されています。
初めに報告されたのは中国で、脂肪肝がある人ではBMI(Body Mass Index=体重÷身長2) 25以上の肥満者はBMI 25未満の普通体重の人に比べ、重症化の危険度が6倍も高いことが示されました。ロンドン大学からの報告ではICUで治療を受けた新型コロナウイルス患者の73%が男性で、73.4%がBMI25以上であったようです。

これらの報告から肥満者は新型コロナウイルス感染で重症化しやすく予後不良と言えそうです。
ではなぜ肥満者は重症化しやすいのでしょうか?
肥満者は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を合併することが多いことも要因ですが、ウイルスそのものによる肺炎ではなく、ウイルス感染によって内臓脂肪細胞から大量の炎症性サイトカインが放出されるためにおこる「サイトカインストーム」が原因とも考えられています。

肥満の改善はすぐにはできませんので、感染しないように手洗いやうがい、マスク着用などの対策を人一倍しっかり続け、ワクチン接種も受けた方がよいでしょう。
また、外出自粛のために家にいる時間が長くなり、運動不足でいわゆる“コロナ太り”した方も多いでしょう。また家にいるとつい食べ過ぎてしまいます。運動や食事に注意し、いま以上に体重が増えないように心がけることが重要です。

梅雨シーズンになると雨が多くて外でウォーキングすらできませんし、夏になると暑くて外に出たくなくなります。屋内で室温管理された当院併設のメディカルフィットネスfineをぜひ利用して“コロナ太り”を改善しましょう。

Cafe matsubokkuri だより

梅雨の時期になると思うように身体が動かない、少し動いただけで疲れてしまう。そんな経験は
ありませんか?今年の梅雨を乗り切るための栄養素やレシピを紹介します。

ビタミンB:
疲労の蓄積を防止や溜まった疲れを回復させる効果があります。
糖質を分解してエネルギーに変えるサポートをし、疲労やストレスに対して絶大な効果を発揮します。
クエン酸:
疲労の原因は乳酸菌が蓄積です。
クエン酸は乳酸の生成を抑制する働きがあることから、疲労回復に効果的とされています。
クエン酸の効果は、その他にも、血行促進やカルシウムの吸収を促進します。また、美肌効果も期待できるとされています。

元気ドリンクレシピ
・レモン汁  小さじ1
・オリゴ糖  大さじ1
・りんご酢  大さじ1
・はちみつ  小さじ1
・塩    ひとつまみ

作り方は材料を水または炭酸水で割るだけです。
お好みでりんご酢を別のお酢に変更してみたり、しょうがをプラスするのもおすすめです。
アレンジしても楽しいドリンクです。ぜひお試しください

理学療法士からお知らせ

こんにちは、健康スポーツクリニック理学療法士の宮下です。
昨今、コロナ禍でリモートワークやデスクワークの頻度が増えた方が多いと思います。
そこで今回はパソコンを使用する際の姿勢についてアドバイスしたいと思います。
意外にもキーボードに置く手や肘の向きが重要です。
写真左の置き方では手や肘、肩に継続的な負担をかけてしまいます。
また「巻き肩」となりやすく、いわゆる「猫背」の姿勢になってしまいます。
一方写真右では手-肘-肩が一直線となり、各関節へ負担の少ない姿勢となっています。

少し意識するだけで身体への負担を軽減できるので皆さんもぜひ実践してみて下さい!