我々がチームドクターを務める、埼玉武蔵ヒートベアーズが初の地区優勝を決めました!
9/20よりプレーオフを戦っていますので、みなさんも応援宜しくお願い致します!
今回は「肥満症」についてです。
定義としては「肥満に起因する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態であり、一つの疾患である」とされています。
基準はBMI≧25で
(1)肥満に起因する健康障害(高血圧・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症・脂肪肝・膝関節痛)を有するもの
(2)健康障害を伴いやすい高リスク肥満(腹囲が男性≧85㎝、女性≧90㎝、CTによる内臓脂肪面積≧100㎝2)とされています。
肥満症改善のための目標体重はどれくらいでしょうか?
ある研究における1年後の体重変化率と検査値変化量からは3-5%の体重減少により血圧・脂質・血糖・肝機能といった主要な検査値が有意に改善されています。
よって減量開始した時点で現体重の3%減から目標するとよいのです。
体重1kgの減少は腹囲1㎝に相当するので、80kgの場合は「3か月で体重3㎏、腹囲3㎝」の減量を目安としましょう。
ただし、高齢者の場合には減量によって筋量と骨密度の低下を認めやすいので、減量の必要性を確認すること、するならレジスタンス運動を併用した減量が必要です。
★低身体活動量は肥満や歩行障害を来すことを示唆する研究があります。
・平均27歳の男女を10年間追跡調査し、身体活動量と肥満の関係を検討した研究によると10年間の身体活動量の変化と体脂肪の増加は逆相関したという結果があります。
20代の時と比べて30代になると太りやすくなりますが、身体活動の低下も関わっているようです。
・平均60歳で10万人以上の対象者を10年間追跡し、歩行障害と肥満の関係を検討した研究によると男性21%、女性37%に歩行障害が発生し、低身体活動量で太り気味(BMI25-30)の方は標準体重で高身体活動量の人に比べて2-3倍の歩行障害が発生し、高度肥満(BMI≧30)の人では4-5倍の歩行障害が発生していました。
以上のように身体活動量の低さが10年も続くと肥満になったり、歩行障害をきたしたりします。
仕事含めた生活スタイルがベースになりますので、低身体活動の方はその分の運動をするなりして対策をしないと将来的に肥満や歩行障害につながってしまうのです。
こんにちは☆食欲の秋がやってきました。多くの食材が旬を迎え、食欲も増しますね!
「秋の味覚」を楽しみながら、たくさん栄養をつけていきましょう。
9月からお食事のメニューがリニューアルしました!
~今回は3種の新メニューが登場~
・白身魚のピリ辛おろしランチ
・ミートボール入りきのこカレー
・てりたまチキンパニーニ
さらに今回のメニューから大好評だったローストポーク丼が復刻いたしました!
今月新メニューの期間限定スムージーはグレープスムージーです。
濃いぶどうを味わえます★
疲労回復したい方におすすめです。
みなさんこんにちは!健康スポーツクリニック理学療法士の舩川です。
今回は猫背を改善するためのエクササイズを紹介します。
長時間のデスクワークや背中がまるまった不良姿勢での作業では、背骨が丸まり肩甲骨はどんどん外に開いていきます。
この姿勢では、背骨や肩甲骨がうまく働かず、肩への負担が大きくなってしまいます。
その結果、肩の痛みや首の痛みにつながる可能性もでてきます。そんな姿勢を防ぐため、僧帽筋とよばれる背中の筋肉を鍛えましょう!
僧帽筋のエクササイズを2種類紹介します。どちらも開始姿勢は①です。
まず、①の姿勢から腕を持ち上げ、②の姿勢まで動かします。
次に、①の姿勢から腕を後ろに引き③の姿勢まで動かします。
それぞれ10回ずつ行います。ポイントは肩甲骨を寄せるように動かし、肩がすくまないようにすることです!
継続して行い、きれいな姿勢を目指しましょう!!