脂質異常症の予防・改善について　kenspo通信 No.93

Athleteたちの名言

誰もやったことがないから、
自分しかやっていないから、
「自分にしかできない仕事」が、
もしかしたらそこにあるかもしれない。
だから、二刀流をやっています。
どのジャンルにおいてもそういうのは魅力的です。

ロサンゼルス・エンゼルス　大谷翔平

澁澤院長からあなたへ！

今回は「脂質異常症の予防・改善」についてです。
日本動脈硬化学会によりますと、脂質異常症の治療の根幹は生活習慣の改善であり、安易な薬物療法は慎み、薬物療法をしていても生活習慣の改善を図るべきであるとしています。
以下の生活習慣を維持することが望まれます。

１． 禁煙
２． 食事管理：バランスよい食事と飽和脂肪酸やコレステロール摂取の制限、食物繊維の摂取、塩分の制限1日６ｇ未満
３． 体重管理：ＢＭＩ（体重kg÷身長m÷身長m）＜25を目標
４． 運動習慣：有酸素運動を中心
５． アルコール摂取量の制限：エタノールが1日25g以下

運動種目としては有酸素運動を中心とし、ウォーキング・速歩・水泳・軽いジョギング・自転車・ベンチステップなどがよいでしょう。
運動時間は1日30分以上を毎日続けることが望ましいですが、最低週3日です。

★3か月以上の有酸素運動の継続では、総コレステロール値3-5mg/dL低下・中性脂肪値10-20mg/dL低下・LDLコレステロール（悪玉）値は変わらず・HDLコレステロール（善玉）値2-3mg/dL増加させる効果があります。
★HDLコレステロール（善玉）を増加させるには運動頻度や運動強度よりも運動継続時間が重要であり、運動時間が10分増加するごとに善玉コレステロールは増加していくようです。
★一日の歩数が増えるほどHDLコレステロール値が上がり、歩数が低いほど中性脂肪が高いという報告もされています。

有酸素運動は可能なら毎日、最低週3日は必要ですので、自宅での運動をする習慣がつかない方はぜひ当院メディカルフィットネスを週2-3回利用することから始めてはいかがでしょうか？
健康増進のために運動を含めて生活習慣を改善させましょう！

メディカルフィットネスfineだより

こんにちは！メディカルフィットネスfineです。
今回はスタジオプログラムのソラコンについてご紹介します！
ソラコンはストレッチポールを使って上半身をゆるめるプログラムです！
上半身がかたいことによって首コリや腰痛に繋がってしまったり、
腹筋を鍛えにくくなってしまいます。定期的に実施してゆるめていきましょう！

ストレッチポールはすぐに効果が出ますので、運動前に実施して運動の効果を高めていきましょう♪

金曜日　10：10～10：30定員4名
20分500円　担当　山中
興味のある方fine受付までお越しください！

理学療法士からお知らせ

こんにちは、健康スポーツクリニック理学療法士の宮下です。
今年もあと僅かとなりました、寒い時期ですが皆さん日々運動は行っていますでしょうか？
今回は年齢と共に硬くなりやすい部位・筋肉に対するストレッチを紹介したいと思います。
健康寿命を左右する『歩行』にも関係する内容です。

【ストレッチ部位】
左から順番に、
１．もも前のストレッチ（腸腰筋）
２．ふくらはぎのストレッチ（下腿三頭筋・ヒラメ筋）
３．もも裏のストレッチ（ハムストリングス）

以上の筋肉が硬くなってしまうと左下図のような姿勢になってしまいます。

このような姿勢で歩行を繰り返していると筋力低下やバランス能力の低下に繋がります。
継続しストレッチを実施することで姿勢改善にも役立つので是非実践してみて下さい！