「骨粗鬆症とその対策」について　kenspo通信 No.98

アスリートたちの名言

やっとみんなに、ありがとうって言える

＜高木美帆＞

澁澤院長からあなたへ

今回は「骨粗鬆症とその対策」についてです。
骨粗鬆症は、骨が弱くて折れやすい状態です。ちょっとした転倒や打撲、重いものを持ち上げただけでも骨折します。世界で50歳以上の女性の3人に1人と、男性の5人に1人が骨折を経験しているそうです。骨粗鬆症による骨折を経験した患者のうち、骨粗鬆症の診断と治療を受けていたのは、わずか20％だったという報告もあります。このことから実は骨が弱くて骨折をした方の80％は自分が骨粗鬆症であると知らないことになります。

□運動や身体活動をする
筋力を強くし、バランス能力を鍛える。骨に衝撃や荷重を伝えて新しい骨を作る骨芽細胞の働きを高める。
毎日座ってばかりいる人は骨が弱くなっている可能性があります。

□健康的な食事
骨の健康に必要な栄養が摂れているかを確認しましょう。
特にカルシウム、ビタミンD、タンパク質は重要です。
カルシウムは乳製品、大豆食品、緑黄色野菜、海藻、魚などに多く含まれます。
ビタミンＤを多く含む食品を摂るとともに、日光を適度に浴びて皮膚でのビタミンD合成を促進させましょう。

□生活スタイルの見直し
喫煙や過度の飲酒などの不健康な習慣は改善させましょう。
過度のダイエットではカルシウムなどの栄養素が不足しやすく骨強度が低下している可能性があります。

□骨粗鬆症のリスクがあるか知る
骨折歴がある、骨粗鬆症の家族がいる、ステロイド薬を服用している、糖尿病や腎臓病がある人は骨粗鬆症のリスクが高いです。
女性は閉経を機に女性ホルモン低下で骨量が減少します。
定期的に骨粗鬆症の検査（DXA法）を受けましょう。

□骨粗鬆症の治療
骨折リスクが高く、検査で骨粗鬆症の診断がされたら治療を始めましょう。
運動・食事・生活スタイルの改善に加えて薬物療法が骨密度を高めて骨折のリスクを減らすことができます。

★以上のように骨粗鬆症による骨折を防ぐには、早期発見して対処・改善させることが大切です。

Cafe matsubokkuriだより

こんにちは☆カフェではお肉メニューに負けないくらい魚メニューが人気です！
今回は魚の種類と栄養について紹介します。
カフェで販売している白身魚のランチも好評です★
気分や体調に合わせて魚を選ぶのも楽しいですね♬

赤身魚…常に泳ぎ回っているため血液が多く持久力があります。
鉄分や脂質が多く、旨味があり濃厚な味わいです。
貧血予防におすすめです◎　マグロ、カツオなど

白身魚…海底や砂地でじっとしていて、瞬発的な筋肉があります。
高たんぱく質で低脂質。コラーゲンが多くて消化も良いです。淡白な味わいです。
ダイエットにおすすめです◎　タイ、タラ、カレイ、ホッケ、サケなど

青魚…赤身魚のうち背中が青く見える小型の魚のことをいいます。
DHA・EPAが豊富で、血液サラサラや悪玉コレステロールを低下させる効果などが期待できます。
生活習慣病予防におすすめです◎　イワシ、サバ、アジ、サンマなど

豆知識＊　
サケは赤い身だけど白身魚！
赤い色素のアスタキサンチンを多く含む小エビなどをエサにしているため赤くなります。

理学療法士からお知らせ

こんにちは！　健康スポーツクリニック　リハビリテーション科　渡部です。
今回は、みなさんもよく実践しているスクワットについて解説します！
誰もが一度はやったことがあるのではないでしょうか？
安全に効率よく行っていただけるように、チェック項目をお伝えします。

・膝が、つま先の位置よりも前に出ないようにする。
・背骨が丸くならないようにする。
・下ろすときはゆっくり、立ち上がるときはスムーズに！

など、以上のことに注意してやっていきましょう。
トレーニングは方法により長所・短所があります。
理学療法士・トレーナーなどの専門家に相談することを強くおすすめします！
ぜひ、お気軽にお声がけください。