熊谷市の健康スポーツクリニック 上肢の日帰り手術ができる施設 交通アクセス
KENSPO
健康スポーツクリニック
MEDICAL SPORT CLINIC 〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾122-1
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高齢者の歩行の特徴・歩行改善の対策について kenspo通信 No.108

Athleteたちの名言

野球の神様、いましたよ。
こんな最高の試合ができたんですから

<都立練馬高校田中塁主将>

澁澤院長からあなたへ

今回は「高齢者の歩行の特徴・歩行改善の対策」についてです。

• 歩行速度の低下
• 歩幅の低下
• 歩行率(一定時間に何歩進んだか)の低下
• 体幹が前傾する、円背となる
• 股関節、膝関節、足関節の運動範囲が減少する
• 筋力が低下し、足が上がりにくくなる
• 下肢の支持時間(床に足底が着いて身体を支える時間)の減少

高齢者の歩行で増加するもの
• 歩隔(歩行中の両足の幅)
• 立脚期(歩行中の足が地面に着いてる時間)
• 体幹動揺(歩行中に体が左右に揺れる)

高齢者の歩行で減少するもの
• 歩幅
• 歩行率(単位時間あたりの歩数)
• 関節可動域(体幹、下肢)

高齢になると上記に書かれているような歩行の特徴が見られるようになります。
簡単にいうと両足を大きく広げ足をペタンペタンと地面に着き、体を左右にユサユサと振りながら歩くようになります。
なぜこのような歩行になるのでしょうか?これは、下肢筋力の低下、関節可動域の狭小化が原因と考えられます。
年齢を重ねていくにつれ下肢の筋力が弱まり関節が固くなることで、つま先で地面をしっかりと蹴って足を前方に振り出し、また踵から足を着くという基本の歩行動作が出来なくなってしまいます。
そのため本来歩くために必要な筋肉を十分に動かす事が出来ず、例え歩く距離を延ばしたとしても十分に筋肉が働かない為、歩くのに必要な筋肉はますます弱くなってしまいます。
そうすると歩く姿勢も悪くなり、また歩く速度も遅くなるという悪循環に陥ってしまいます。
ある研究では歩行速度が速くなると長生きが出来るという報告があります。
歩行速度が0.1m/sec以上あがると死亡リスクが12%低下するとのことです。
逆にいうと歩行速度が遅くなってしまうと死亡リスクが上がってしまう事になってしまいます。
いかに歩行が重要なものかが分かりますね。
歩行に必要な筋肉を十分に意識しながら歩いてみてください。

Cafe matsubokkuriだより

こんにちは☆今年は猛暑ですが、みなさん体調は崩されていないですか?
今回は夏バテを予防する栄養素について紹介します。

タンパク質
血液や筋肉などの体をつくる主要な成分です。不足するとスタミナ不足になってしまいます。
肉・魚・玉子・乳製品・大豆製品

ビタミンB1

糖質代謝をサポートします。
「疲労回復のビタミン」とも呼ばれ、不足すると疲労感や倦怠感、食欲不振などが表れます。
豚肉・うなぎ・玄米
(葱やニンニクに含まれるアリシンと一緒に摂ると吸収率UP!)

クエン酸
新陳代謝を活発にして疲労物質の乳酸を減らす働きがあり、疲労回復の効果が期待できます。
レモン・梅干・黒酢

ビタミンC
暑さや疲労を感じるとビタミンCを大量に消費します。
不足するとストレスへの抵抗力が下がります。
ブロッコリー・じゃがいも・果物

夏は水分と一緒にミネラルも汗として排出され、不足しやすくなります。
ミネラルは体のコンディションを整える働きがあり、不足すると不調が表れます。
カリウムが豊富な果物や野菜が入っているカフェのスムージーもオススメですよ♪

理学療法士からお知らせ

こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法科です。
今回は、「もも裏(ハムストリングス)のストレッチ」をお伝えします。

先日まで世界を沸かせていた世界陸上でも、「もも裏の違和感や痛み」を訴えて棄権する選手が何名かいました。
もも裏は痛めやすい部位であり、運動する上でケガをしないためには、もも裏の筋力がもも前の筋力の6割以上必要といわれています。
しかし、現代社会では座っている時間が増え、年齢問わずもも裏の筋が硬く働きづらくなっている方を多く見かけます。
まずは、もも裏の柔軟性を高めて筋が働きやすい状態を作りましょう。
もも裏の筋は、股関節から膝関節の下まで長くついていますので、股関節を動かして伸ばす方法と膝関節を動かして伸ばす方法、2種類行うのがお勧めです。

【ストレッチ方法】 ※それぞれ30秒×左右2~3回繰り返しましょう