五輪には魔物がいると言われるが、
私にはいなかった
<カーリング 吉田夕梨花>
今回は「エクオールと肥満の関係」についてです。
大豆などに多く含まれるイソフラボンから腸内細菌により作られるエクオールに、50〜60代の閉経後の女性の肥満を改善する効果があることが福島県立医科大学のグループから医学誌「Menopause」に報告されました。(Menopause. 2021 Mar 15;28(7):807-810)
これは研究グループが福島市の病院で健診を受けた50〜60代の女性386人のデータを分析したものです。
(1)体内でエクオールを作れる体質の女性は27.5%
(2)エクオール産生能の比較
過体重(BMI≧25)の群で13.2% ⇔ 標準の群で25.7%
内蔵脂肪型肥満(腹囲≧90㎝)の群で6.6% ⇔ 標準の群で20.7%
エクオールが産生されることで過体重が0.47倍に、内臓脂肪型肥満が0.30倍に減少
女性は更年期が10年あると言われていますが、多くの方がその10年前後で比べると10kg以上も体重が増えたなどの声が聞かれます。
加齢性に代謝が低下する、活動性が低下するなどの要素もありますが、更年期における体の変化に一番大きく関わるのは女性ホルモン(エストロゲン)です。
エクオールはエストロゲン類似物質ですので、エクオール産生能がある方が大豆製品をしっかり摂取する習慣があれば太りにくいのかもしれません。
一方でエクオール産生できる人の割合は27.5%と低いので、大豆由来のイソフラボン自体を摂取するだけでは不十分で、エクオール(サプリメント)摂取で肥満体質改善に有効かもしれません。
ただし、食生活を見直したり、定期的な運動を行うこと、睡眠をしっかり確保することなど、基本的な生活習慣を整えることも忘れずに。
こんにちは。
夏の暑さでついつい簡単にさらっと食べられる麺のメニューや1品もので済ませがちになりつつありますね。
今回はオーラルフレイルについてお話します。
オーラル(口腔)フレイル(虚弱)の原因は加齢による筋力低下や歯の喪失が主な原因です。
「噛みづらい」「飲み込みづらい」「よくむせる」と感じたらオーラルフレイルのサインです「そしゃく力」「嚥下力」が弱くなると口腔機能の低下だけではなく低栄養や身体機能の低下にもつながります。
~予防のポイント~
1日3食バランスよく食べる
主食、主菜、副菜を揃えて栄養素のバランスを整えます。
エネルギー不足にならないように3食しっかり食べます。
たんぱく質を摂る
筋力が低下すると噛む力や飲み込む力も低下します。
筋力になるたんぱく質を摂ることが必要となります。
肉、魚、卵が両手のひらに乗る分を目安にしてみてください。
◎おすすめ調理方法◎
・噛みにくい食材は切り目を細かく入れたり、かくし包丁を入れます。
・水分でむせる場合は片栗粉でとろみをつけてみましょう。
こんにちは! 健康スポーツクリニック リハビリテーション科 渡部です。
今回は、股関節のエクササイズをご紹介させていただきます。
腰痛や股関節痛の方は、ぜひ試して見てください。
安全に効率よく行っていくために、チェック項目をお伝えします。
・四つ這いの姿勢から肘を床につく。
・両膝を左右に広げる。
・①背骨をまっすぐキープしたまま、下がる
・②伸びているところで20秒間キープ・股関節の内側が伸びていることを意識しましょう!
以上のことに注意してやっていきましょう。
トレーニングは方法により、長所・短所があります。
理学療法士・トレーナーなどの専門家に相談することを強くおすすめします!
*お気軽にお声がけください。