人との戦いというよりは壁との戦い
<スポーツクライミング 森秋 彩>
今回は「子供の成長とX脚・O脚」についてです。
O脚とは内反膝と同じで、足をそろえて膝を正面に向けて立った場合に膝の内側に隙間ができる状態をいい、逆にX脚は足をそろえようとすると膝がぶつかって足の内側に隙間ができる状態です。
太ももの大腿骨とすねの脛骨の角度(アライメント)は成長とともに変化します。
歩き始めの乳幼児は10度程度のO脚であり、成人は5度程度のX脚です。幼児の下肢アライメントは徐々にO脚が改善し、2.5歳頃にほぼストレートになり、その後はX脚が強くなり、3.5歳頃に平均10度程度と人生で一番強いX脚となります。
その後はX脚が少し弱くなり、10歳までに成人と同程度の下肢アライメントに落ち着きます(下図)。
このような変化を念頭に考えると、1歳のO脚は正常な成長過程ですが、3歳のO脚は軽度であっても病気を疑う必要があります。
歩き始めの乳幼児では15度以上のO脚を病的の目安とし原因を精査する必要があります。
O脚の原因として多い疾患は、くる病であり、まれに骨系統疾患が見られます。
ブラウント病もO脚の原因のひとつですが、原因不明の骨端線障害によるO脚ですのでレントゲン検査で骨端線の異常がないかで判断します。
X脚は低ホスファターゼ血症や様々な骨系統疾患から起こることがあります。
またX脚をきたすくる病もあります。
下肢アライメントに異常を感じたら、まずレントゲン(単純X線)で評価します。
くる病はリンやカルシウムが骨に沈着せず、骨ミネラルが不足している病気です。
原因の主なものはビタミンDの不足があります。
関節の変形や低身長の予防のため、早期発見にて食事療法やビタミンDを作る日光浴などで治療することが重要です。
こんにちは!メディカルフィットネスfineです。
今回はサーキットトレーニングのマシンの使い方をお伝えします!
正しいマシンの使い方を覚えてトレーニングの効果を高めていきましょう♪
こんにちは。健康スポーツクリニック理学療法科です。
暑い日が続き、屋内で過ごす日が増えているのではないでしょうか。
夏は汗をかくので代謝が良いように感じられますが、実は冬よりも代謝は下がっているのです。
自分でからだの熱を生成しなくていい分、冬ほどエネルギーは使われていません。
夏こそ積極的にからだを動かして、からだを燃やして汗をかけるようにしていきましょう!
今回は、家の中でも出来るトレーニングメドレーをご紹介します。
30~45秒間トレーニング→15秒間休憩のサイクルで、からだをまんべんなく動かしましょう。