「ばね指の運動療法」について　kenspo通信 No.133

Athleteたちの名言

必死に取り組んでいれば周りも認めてくれる

＜阪神タイガース　青柳　晃洋＞

澁澤院長からあなたへ

今回は「ばね指の運動療法」についてです。
ばね指は屈筋腱とそれを固定している腱鞘という靱帯のトンネルサイズの不適合により起こります。
多くは炎症・浮腫で腱が太くなり、トンネルを通過しずらくなり、さらに炎症を起こして腱の滑走が悪くなることがばね指の病態です。指の動きで痛みを伴い、進行すると指は軽度曲がった状態で伸ばしにくくなります。
ばね指の治療は様々ですが、即効性があり効果が高いステロイド注射加療や再発がなく根治する手術加療があります。
一方で侵襲がある治療は嫌だし、今すぐ改善しないと困るわけでもない状態の方であれば、以下のような地道ですが有効な運動療法があります。

★腱鞘を拡げる腱鞘ストレッチ（今回、以下が説明です）
★腱の滑走を促して指の伸びを改善させる屈筋腱滑走手技（次号で説明します）

写真のような形で握る力を加えると腱を引っ張る力とその反力（青矢印）が働いて、その合力（赤矢印）が腱鞘トンネルを矢印方向に引き伸ばす作用が生じ、狭くなったトンネルを拡げます！！

腱鞘ストレッチの方法（写真）
ブロックをはさんで第１関節は伸ばしながら握りこむ
（30秒✕10回以上を1日の目安）

毎日行うと1か月くらいで効果が出てくるようですので頑張ってみて下さい。

Cafe matsubokkuriだより

こんにちは☆食欲の秋がやってきましたね♪
カフェでは新しいメニューが始まりました！今回も野菜たっぷりで栄養満点です◎
リニューアルメニューを紹介いたします！

～今回は３種の新メニューが登場～
・レンコンの肉巻き
・サバのカレー焼き
・親子丼

今月の期間限定スムージー

『熊農ぶどうスムージー』『梨レモンスムージー』もおすすめですよ☻
ご予約も承っております。皆さんのご来店を心よりお待ちしております♬

理学療法士からお知らせ

こんにちは！　健康スポーツクリニック　リハビリテーション科　渡部です。
今回は、筋肉の柔軟性をチェックできる方法をご紹介します！
デスクワーク、立ち仕事などの方は、ぜひやってみてください。

＊方法
１．仰向けになる。
２．膝を伸ばした状態で、片足を持ち上げる。
＊基準
上げた足の踵が反対の膝関節より上がっているのかをチェックします。
＊基準を下回っている方は、股関節の機能を改善できるようにトレーニングをしましょう！