「手の腱交差症候群」について　kenspo通信 No.136

Athleteたちの名言

やれるかやれないかではなく自分次第

＜プロ野球選手　大谷　翔平＞

澁澤院長からあなたへ

今回は「手の腱交差症候群」についてです。
あまり聞いたことない疾患名だと思います。
親指を伸ばすための短母指伸筋／外に開くための長母指外転腱と手首を反らす働きをする長橈側手根伸筋／短橈側手根伸筋とが手首より少し肘側で交差して動きますが、この部分で炎症を起こし、痛みとギシギシ・ザラザラという音（轢音(れきおん）が出るのを特徴とします。
これは筋腱同士が炎症状態で擦れる音です。
昔は田植えの時期に多かったことから「そらで」「そらうで」と呼ばれていたそうです。
発生頻度は高くありませんが、手作業の多い職業の方や野球・テニス・バイクの運転など、手首をこねこねする動作が多いと発症し、30－50歳代の方に多く見られます。
同じような部位でドケルバン病という腱鞘炎（最近ではスマホ腱鞘炎とも呼ばれる）があります。
ドケルバン病では先ほどの短母指伸筋／長母指外転筋が腱鞘部（靱帯性トンネル）で炎症を来すものです。

診断は痛み部位とエコー（下写真）ですぐに判断できます。

治療は患部の炎症を収めるために安静にすることが基本です。
手首を反らさないようにサポーターで固定し外用剤を使用するのもよいですが、なかなか時間のかかる治療です。
普段しないような動作をして発症したのであれば、一度改善すれば再発はしにくいでしょうからエコ－ガイド下に筋腱同士の間にステロイド注射をすることで速やかに改善が図れます。
一方で普段繰り返す仕事や日常動作で発症した場合には一度改善しても再発のリスクが高いため、まずは日常生活動作を見直さなければならず、やっかいです。

理学療法士からお知らせ

みなさんこんにちは！　　健康スポーツクリニック理学療法士の黒木です！
前回に引き続き登山やハイキングを軽快に行うためのトレーニングをお伝えします。
今回は「中殿筋」についてです。「中殿筋」はお尻の筋肉でカラダを支える上でとても重要な筋肉になります。
「中殿筋」がしっかりと働くことで登山やハイキングの際にふらつきを抑えることができ、安心して登山やハイキングを楽しむことが出来ます。
「中殿筋」の運動は比較的簡単な方法で鍛えることが出来ますが、ポイントを押さえて行うことでより効果的に鍛えられます。ポイントを頭に入れてしっかりと鍛えていきましょう！

「中殿筋」の筋力強化（10回×3セット）
・しっかりと横向きに寝る。　
・上側の骨盤を引き下げた形を作る。（下側の腰の部分に隙間を作る）
・骨盤を引き上げないように足を持ち上げる。（下側の腰の隙間が埋まらないように）
※足を高く持ち上げることが大事ではなく、骨盤を固定して足のみを持ち上げることが大事です。

Cafe matsubokkuriだより

こんにちは★少しずつ秋を感じる季節になってきましたね。
今回は、国産ものの収穫がはじまった“キウイ”の栄養素について紹介します。

・カリウム
体内の塩分バランスをとりむくみ改善や高血圧を予防

・食物繊維
排便を促し腸内環境を整える

・ビタミンＣ
コラーゲンを生成し美肌に免疫力も高めて風邪予防

・ビタミンE
抗酸化作用で老化や動脈硬化を予防

・アクチニジン(タンパク質分解酵素)
タンパク質の分解を助け、消化を促進

●種類による栄養価の違い●
グリーンキウイは食物繊維が約２倍！
ゴールドキウイはビタミンＣが約２倍！

カフェでは期間限定「熊農キウイと青パパイヤのグリーンスムージー」を販売しております
熊谷農業高校のキウイと、妻沼で栽培された青パパイヤを使用しております！
キウイの甘み・酸みに、青パパイヤの旨みが加わった爽やかなスムージーです☆
豆乳か水か選べます♪美肌効果や、消化をサポートして代謝を高めたい方におすすめです◎