悔しさを感じる事は成長への近道
<小野 伸二>
現役生活お疲れ様でした
今回は「肩の石灰沈着性腱板炎に対する石灰吸引療法」についてです。
肩の腱板という腱部に石灰が初めて生じる時は突然で激痛のため、肩が上がらず、夜も寝れない状態になります。
40~50歳代女性に多いですが、男性でもしばしば起こります。
原因は特定されていませんが、肩の第2関節と言われる肩峰下で腱板の滑液包が擦れたり、衝突(インピンジ)したりすることで炎症を来たし、そこがアルカリ性となって石灰が形成されると推測されます。
典型的な部位の石灰はレントゲンによく写りますが、前方にある場合には骨に隠れてしまい見えませんのでエコーで直接確認する必要があります。石灰部を押すと痛みがあれば新しい石灰と判断できます。
新しい石灰に対しては石灰吸引(ポンピング)を行うとその後に残りにくくなりますし、痛みが直後から劇的に改善されます。
その手技を紹介します。すべてエコーで石灰と針を確認しながら行います。
(1) 針を何回か刺しますのでその痛みが1回で済むように皮膚に麻酔します。そのまま痛みが過敏な石灰周囲まで針を進めて局所麻酔を蒔きます。
(2) 次に太い針が付いた局所麻酔薬が入った注射器で針を石灰内に進め、注射器を軽く押したり引いたりして局所麻酔剤と一緒に石灰内の粉末成分や泥状成分を吸引します。これを可及的に繰り返します。
(3) 最後に石灰内に消炎鎮痛効果の強いステロイド剤を注射します。
以上の処置で直後から劇的に痛みが改善されます。炎症がしばらく組織に残りますので注射したステロイド剤が効いてくるまで数日待つことの他に、消炎鎮痛剤(抗炎症作用が強いロルノキシカム)を内服することができる事の全てです。
およそ1週間程度で違和感があるくらいに改善し、3週間後くらいにはすっかり症状もなくなります。
1ヶ月後にレントゲンで確認すると、初めての場合にはほぼ消失するくらいになります。
※肩が急に激痛となって上がらない場合には石灰が考えられますので、その際には我慢しないで外来に駆け込みましょう。
こんにちは、健康スポーツクリニック理学療法士の宮下です。
今年も残り僅かとなりました!
冬本番寒さが厳しい季節ですが、寒い時こそ適度な運動を心掛けましょう!!
今回のテーマは、【ランニングフォーム】について説明します。
少し専門的な内容になりますが、お付き合いくださいm(_ _)m
☆上図のフォームは重心の前で接地(オーバーストライド)⇒非効率的なランニングフォーム
・ブレーキをかける力
・地面接地時間
・垂直変位(ジャンプモーション)
・ステップ数(ケイデンス※)
※ランニングにおける1分あたりの歩数
☆右図のフォームは重心の近くで接地⇒効率的なランニングフォーム
・足関節背屈角度が少ない(ミッドフット付近)
・地面接地時間
・垂直変位(ジャンプモーション)
・心地よいステップ数(毎分180ステップ程度)
駅伝・マラソンの季節です、色々な選手の走りを観察してみましょう!
こんにちは★今年もクリスマス・年末が近づいてきましたね♪
今回は、“きな粉”の栄養素について紹介します。
大豆イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、美肌効果や 更年期障害の改善、骨粗鬆症予防、生活習慣病予防に役立つ
タンパク質
血液や筋肉など 体を作る主要な成分
大豆サポニン
抗酸化作用で動脈硬化予防免疫力向上、肥満予防
大豆オリゴ糖
善玉菌を増やし 腸内環境を整える
食物繊維
排便を促し 便秘改善
カフェでは期間限定「小松菜ときな粉のホットスムージー」を販売しております
小松菜の風味をきな粉が包んで、ホッとする味わいの温かいスムージーです☆
牛乳か豆乳か選べます♪カフェはきな粉感が増す豆乳押しです。
これから寒い季節に、健康的に体の内側から温まりたい方におすすめです◎
おすすめ
手軽に1スプーン♪
ヨーグルト、ミルク、ココア、コーヒー 香ばしい風味が合います