夏の全国高校野球は23日に決勝が行われ、京都国際高校が東東京の関東第一高校に延長10回タイブレークのすえ、2対1で競り勝って春夏通じて初めての優勝を果たしました。
今回は「いつの間にか断裂」についてです。
何がいつの間にか断裂するのか?というと、肩のインナーマッスルの腱群である腱板のことです。
80歳以上の約50%の方が全く症状のない腱板断裂を有していることをご存じでしょうか?
五十肩を発症する年代から徐々に見られ始め、年齢が上がるにつれて頻度が増していくことが超音波検査での研究で報告されています。
なぜ50歳頃から徐々に増え、なぜ腱板断裂は無症状に経過することもあるのでしょうか?
自分の立位姿勢の変化に本人は気づかないかもしれませんが、40-50歳頃から背中が丸くなり体が硬くなり始めます。
これにより背中の上に乗っている肩甲骨の向きが前のめりになり動きが悪くなります。
すると普段の肩の動きで肩甲骨の肩峰と上腕骨が衝突(インピンジメント)することを何年も繰り返した結果、腱板への刺激や損傷からやがて断裂へ至ります。
しかし腱板は徐々にすり減っていくものの、断裂に至るまでに肩峰下の骨棘形成も含めて肩の第2関節部で機能をカバーしながら本来の関節部が変形しないで適応していくと、無症状に経過すると考えられます。
日本の人口データに基づくと、日本人の約1900万人に腱板断裂が存在することになりますが、腱板断裂があっても肩が痛くない(無症候性)場合も多く、年代問わず約3分の2という割合のようです。
人体構造の中で加齢と共にこんなにも高率に腱が断裂するのは肩の腱板くらいなのではないでしょうか?
肩の腱板が断裂していても痛くない(無症候性)ことも多いという背景があるため、腱板断裂=手術含めた治療の対象と考えることは必ずしも正しくなく、年齢や痛みの特徴などから治療方針を判断することが重要となるのです。
皆さんこんにちは。理学療法士の阿久津です。
毎日暑い日が続いており水分摂取が大切になる時期ですね。そこで今回水分補給のコツについてお伝えしようと思います。
突然ですが一日にどのくらいの水分を摂取していますか?理想的な摂取量は体重50kgの場合約2Lです。この量は体重により異なるため下の式で理想的な水分量を算出してみましょう。
※体重(kg)×40ml=理想的な水分量(ml)
人間の体の約60%は水分で構成されておりわずか5%の水分が不足するだけで熱中症や脱水症状などの症状が現れます。不足する水分量が増えるほど症状は悪化し20%を超えると命に関わる危険性もあり適切なタイミングで水分補給を心掛けましょう。
・水分補給のおすすめのタイミングとして以下の5つがあります。
①起床時 ②就寝前 ③運動中や前後 ④入浴前後 ⑤飲酒時
・水分補給を行う際の注意点として以下の5つのポイントを意識しましょう。
①1日1.2Lを目安に水分補給する
②汗をかくときは塩分も一緒に補給する
③のどが渇いたと感じる前に飲む
④水分補給に適した飲み物を飲む(アルコールやカフェイン成分が含まれていない飲料)
⑤飲み物の温度は常温が理想(冷たい飲み物をたくさん摂取すると必要以上に身体冷え、胃の負担増える)
★まだまだ暑い夏が続きますが適切なタイミングで水分補給をする習慣を身につけましょう!
こんにちは!メディカルフィットネスfineです。
今回はサーキットトレーニングのマシンの使い方をお伝えします!
正しいマシンの使い方を覚えてトレーニングの効果を高めていきましょう♪
黒い棒を握り、あげられる所までしっかりあげましょう。
脇を締めておろします。
肩に痛みのあるかたは痛みの出ない範囲で行いましょう