成長し続けるために大切なのは、やっぱり気持ち。
今回は「ばね指(腱鞘炎)の注射」についてです。
指に痛みが出てカクンとなるばね指は腱鞘炎が原因です。指を動かす屈筋腱とトンネル(腱鞘)が腫れ、すべりが悪くなるため、指のひっかかりや痛みが出ます。
診断は触診だけでもある程度可能ですが、炎症の程度や腱の状態を詳細に知るにはエコー検査が有用です。指を動かしながら検査できるのでリアルイムに画像で確認することができます。
ステロイド注射は手術以外の治療の中では最も有効な方法です。エコーを見ながら注射すると腱鞘の中にしっかりと注入できるのでさらに有効です。手のひら側から針を刺すとかなり痛いので、最近ではエコーを見ながら指の側面から腱鞘内に注射する方法もあります。
1度目の注射にて高確率で改善して有効ですが、再発して注射を繰り返すごとに効きにくくなります。半年以内で約50%、1年以内で70-80%の方が再発する傾向にあります。
注射は3回までと説明されるドクターが多く、ここでは注射による腱断製のリスクを心配してのことでしょうが、回数に関しての明確な決まりはありません。重要なことはが切れない配慮をする注射間隔と1回の量です。トリアムシノロンというステロイド注が効するわけですが、1回の注射の効果技続は2ヶ月程度あります。この間にステロイドが腱のまわりに付着し続け、炎症を改善させますが、短期間で注射を繰り返すと、腱にステロイドが蓄積して腱がもろくなります。あるときに力を入れた際に離が切れて、指が曲がらなくなってしまいます。量に関しては研究によると5mgと10mgとではほぼ同効果ということから、5>10mgと少なめが望ましいのです。
以上から注射間隔は最低3ヶ月開けること、注射量は5mg+α程度なのですが、この根底にあり重要なのは、①1回の注射でいったんは完治した(腱の腫脹が取れた!)あとに再度発症したのか、②改善しきらない状態で注射効果が切れて再燃したのか、なのです。①の場合には本人がよければ複数回注射しても問題なく、おそらく半年以上はよい状態が続いた場合でしょう。②は注射で治りきらないということであり、このケースにおいて短期間で繰り返し注射をすると腱断裂リスクが高いわけです。エコー評価で注射を再度行ってもよいか、手術で根治すべきなのかを判別します。
こんにちは。体調は崩していませんか?
今回は、旬の地元の食材“妻沼ねぎ”について紹介します。
殺菌作用や血行促進作用、疲労回復を助ける効果も期待できる。
どちらも免疫維持にかかわり、感染症の予防に有効。
強い抗酸化作用があり、活性酸素の悪影響から体を守ります。
こんにちは!理学療法士の舩川です。今回は姿勢の種類についてお話します。よく反り腰という言葉を聞くと思います
が、反り腰にも種類があります。種類によってアプローチの仕方が異なるので運動する際には注意が必要です!
ここでは代表的なものを2種類紹介します。①骨盤後傾型、②骨盤前傾型を簡単に説明します。
弱くなりやすい筋肉:もも前の筋肉 おなかの筋肉 おしりの筋肉
硬くなりやい筋肉:もも裏の筋肉 腰・背中の筋肉
弱くなりやすい筋肉:もも裏の筋肉 おしりの筋肉 おなかの筋肉
硬くなりやすい筋肉:もも前の筋肉 腰・背中の筋肉