毎日コツコツ努力することが、遠回りに見えて一番の近道
今回は「母指CM関節症」についてです。
母指のCM関節は親指の付け根の関節で手首に近いところにあります。キャップやふたを開けたり、何かをつまんだりする動作で痛くなるのがこの関節症です。
CM関節はその形状から母指の自由な動きを可能としており、大きく動く分、逆に強い負荷がかかりやすく、変形に至りやすい関節です。
<発症機序>その始まりは掌側の靱帯が緩むことから始まると言われています。
1.靭帯がゆるむと関節が不安定になり、関節に炎症が起きます。
2.進行すると関節のズレが発生します(亜脱臼)。
3.炎症の持続により軟骨のすり減りや変形が進行してきます。
<発症リスク>40歳以上の女性・元々の関節の緩さ・ケガ・母指への繰り返し負荷が加わる状況(仕事・スポーツ・趣味)などと言われています。
最近では女性ホルモンであるエストロゲンの低下で靱帯が緩みやすいと言われており、メノポハンド(手の更年期障害)の一つです。
<診断>痛み部位とレントゲンで可能です。レントゲンでは関節症の進行具合が評価できます。
<治療>変形程度と痛みが必ずしも相関しないこと、長期的には痛みが改善することが多いこと、最終的に手術が必要になる割合は10-20%程度という事実を踏まえて、まずは保存的治療を検討します。発症初期で炎症が主体の場合には安静のためにサポーターを装着して外用剤や内服剤を使用したりします。効果は持続しませんが、痛みを和らげるためにステロイドの関節注射を行うこともあります。ハンドセラピィ(リハビリ)も一定の改善効果があります。長期にわたり痛みに悩まされている方には痛みが改善される手術が勧められます。
皆さんこんにちは。理学療法士の阿久津です。
新年度を迎え気持ち新たにといった方も多いのではないでしょうか。また、桜が満開しているところもある一方で、花粉の飛散も例年以上に多いといわれ、辛い方も多数いらっしゃると思います。
そこで今回は「花粉症対策」についてお伝えしていきたいと思います。
花粉症には免疫機能が大きく関わっているといわれています。すなわち、規則正しい生活習慣を身につけていくことで症状緩和に繋がっていきます。
免疫機能を整えるうえで重要になってくるのが「腸」です。免疫システムの60%が腸に存在するといわれており、腸内環境を整え免疫機能を高めていくことも大切になってきます。
腸内環境を整えてくれる食材をいくつか紹介します。
・乳酸菌(ヨーグルト)
・食物繊維が豊富な食材(海藻類、豆類、イモ類など)
・ビタミンD(魚介類)
・チョコレート
・緑茶
・梅干し
★しっかりと花粉症対策してつらい花粉を乗り越えていきましょう!
こんにちは。
3月6日からメニューが新しくなりました!
新しいメニューの紹介をいたします♪
今回の新メニューも春野菜たっぷりで栄養満点です◎
春の訪れを楽しめるメニューになっております。
カフェはどなたでもご利用できますのでぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
スタッフ一同お待ちしております♪