今回は“手根管症候群”の治療についてです。
この疾患の方が何もしないで5年様子をみた場合どうなるでしょうか?
症状が「およそ5割で変化なし、3割で自然改善、2割で悪化あり」という報告があります。
これを解釈するとたった3割くらいの方しか自然改善しない疾患であるが、逆に8割くらいの方はそうそう悪化するものでもないと言えます。
この事を認識した治療が必要で、困るような症状であるなら以下の積極的治療を受けた方がよいでしょう。
①内服剤:更年期であればエクオールも試してもよいでしょう(当院で購入できます)。
ステロイド内服は腱滑膜炎が異常な際には投薬します。
②スプリント(手首のサポーターなど):手首を安静にすることで手指の屈筋腱の動きを最小限にして腱滑膜炎を軽減させます。
装着して3か月経過して約54%、18か月では75%に改善を認めるが、その途中に41%が手術治療を受けた、という報告があります。短期的には一定の効果があると言えそうです。
③手根管内注射:トリアムシノロンというステロイドの長期作用で腱の浮腫みを抑えられ、神経の圧迫が緩和されます。
これも短期間的には一定の効果があります。
手術はすべての治療の中で最も成績のよい治療法です。
腱滑膜炎による腱のボリュームが減らすことができなければ、手根管というトンネルを開放して空間を広げてあげればよいわけです。
当院の手術は局所麻酔の日帰り手術です。
小切開法にて約1.5cmの創で15分程度で完了します。
術後3か月程度で80%の方が症状の軽減が得られます。
手根管が広くなるため、いったん改善すれば、再発はほとんどありません。
神経は圧迫される期間が長いほど神経のダメージが蓄積され、回復しにくくなります。
診断を早く受けた上で経過を見ながら治療の判断が必要な疾患なのです。
トマトの硬い皮が気になる方必見!
デザート感覚で甘~くツルんとたべられます
・ミニトマト10個程度
・はちみつ大さじ一杯
・レモン汁大さじ一杯
ミニトマトのヘタをとり沸騰した湯にいれて湯むきをします
(皮がはがれたら氷水にうつして皮をむきます)ツルツルとむけます♪
タッパーに皮をむいたトマト、はちみつ、レモン汁をいれて冷蔵庫で冷やすだけです
※カフェまつぼっくりではレモン汁の代りにオリジナル手製レモン酢で漬け込んでおります
最近の夏はとても暑い日が続き、毎日のようにテレビのニュースで熱中症や夏バテの対策方法などを流しています。
夏バテ防止にはタンパク質やミネラル、ビタミンをとることが大切ですが、トマトにはこの栄養が含まれているので、意識して食べてみてはいかがでしょうか。
トマトの旬は6月~9月。旬のものを食べましょう
皆さんこんにちは、理学療法士の三澤です。
今年の夏は記録的な暑さとなっており、熊谷も最高気温41.1℃を記録して日本一を奪還しましたね。
暑さで寝苦しい夜が続いていますが、睡眠不足は熱中症になるリスクを高めてしまいます。
室温調整や服装も大切ですが、今回は体をリラックスさせてくれるお休み前の簡単な呼吸法をご紹介します。
その呼吸法とは、腹式呼吸です。
腹式呼吸によって横隔膜を動かすことで、副交感神経が優位に働きリラックスさせてくれます。
呼吸のテンポは「吸う-止める-吐く」を「3秒-2秒-5秒」または「6秒-4秒-10秒」で行ってみましょう。
吸った時に胸とお腹が膨らみ吐いた時に凹みます
(風船のようなイメージです)
胸とお腹に手をあてて動きを確認しながら行いましょう